節電するための方法の1つが、照明をLEDに切り替えることです。
『白熱電球をLED電球に切り替えると節電できる』というのは有名です。
消費電力が8分の1になり、とても節電できます。
あまり知られていませんが蛍光灯もLEDに切り替えると、消費電力が2分の1になります。
そんなLEDの照明といえば日立やPanasonic、東芝などが有名ですが、最近ではアイリスオーヤマが人気です。
安いだけでなく、商品のラインナップが豊富で、機能も充分です。
コスパがいいので、我が家と実家でもアイリスオーヤマの各種LED照明に切り替えました。
アイリスオーヤマのシーリングライトや人感センサー付きLED電球など5種類を実際に使ってみたので、この記事ではその感想や注意点、使いどころなどについて書きました。
人感センサー付きLED電球
人感センサー付きの照明をご存じでしょうか?
知らない人も、道路を歩いていて、玄関先の防犯ライトが勝手についた経験はあるでしょう。
人感センサー付きの照明とは、人が近づくと自動的に点灯する照明のことです。
アイリスオーヤマでは室内用の人感センサー付き照明を取り扱っていて、下を通るだけで照明が点灯します。
離れると、一定時間後に消灯します。
この人感センサー付きLED照明は、廊下に取り付けるのがおすすめです。
節電できる上に、自動点灯で生活がとても快適になります。
私はこの電球タイプをワンルームの玄関と廊下の2箇所に設置しています。
60W形相当のLED電球を使用したのですが、廊下にはちょうどいい明るさでした。
センサー付きなので、家に帰ってきて玄関を開けただけで、自動的に照明がつきます。
一人暮らしの人には超おすすめです♪
キッチンに立ったり、夜中にトイレに向かう途中にも照明がすぐついて、とても便利です。
白熱電球の代わりに取り替えるだけで、人感センサー付き照明にバージョンアップします。
あまりにも便利だったので、実家の廊下も人感センサー付き照明に取り替えました。
両親も、便利になったと喜んでいます。
廊下の一部は蛍光灯だったのですが、こちらの蛍光灯のアダプターに取り付けられるタイプにしました。
6種類の照明用コネクタに、ひねるだけで取り付けられるます。
実家のコネクタは次のような古いタイプだったのですが、簡単に設置できました。
シンプルなLED電球
もちろん、人感センサーの無いLED電球も有ります。
広めの部屋を照らす場合は、人感センサー付きだと照明の下を離れると消えてしまうので、センサー無しの方がいいでしょう。
また、カバーに覆われていたり、電球が横を向いている場合にもセンサーは使えません。
明るさが、白熱電球時代のワット数に基づいて100W形相当、60W形相当、40W形相当と分かれているので、使用目的に応じた明るさを選んでください。
実際の消費電力は100W型相当で12.3Wと、約8分の1に節電できているので安心してください。
取り替える前の白熱電球のワット数と同じ物を購入するといいでしょう。
何ワット相当まで設置できるかは、電球の取り付け先周辺にも書かれています。
光の色合いは3種類の製品に分かれているので、お好みで選んでください。
- 電球色 … 白熱電球のように温かみのある色
- 昼白色 … 白い色
- 昼光色 … 青白い色
こちらはボール型といって、丸くて大きめのLED電球です。
取り替え前の白熱電球がボール型の場合は、こちらがおすすめです。
浴室の電球は横向きでケースに収まっていて、センサー無しのLED電球に取り替えました。
このようなケース内部の電球をLED電球に取り替える場合は、『密閉型器具対応』と記載されているLED電球が望ましいです。
LEDは白熱電球と比べると発熱が少ないのですが、それを動かすために中に入っている電気回路部分は少し発熱します。
密閉型器具対応のLED電球だと発熱が抑えられていて、密閉されていても安心して使用できます。
その他の注意事項として、電球の明るさを変えられるつまみやスライドバーなどが付いている照明器具には、必ず『調光器対応』と記載されているLED電球を使用してください。
アイリスオーヤマのLEDシーリングライト
シーリングライトも、コスパがいいアイリスオーヤマがおすすめです。
色や明るさをリモコンで変えられ、消費電力は蛍光灯の約半分になって節電できます。
私が購入したのはこちらの商品です。
少々費用はかかりますが、10年持つので蛍光灯よりお得です。
他のメーカーと比べてとても安くて手頃なのに、暖色・寒色といった色あいや明るさを数段階切り替えられます。
リモコンはこちらです。
ホルダーが付いているので、布団の近くに配置しておくと快適です。
【読書】、【食事】、【くつろぎ】、【メモリ点灯】、【全灯】といったボタンが一発で色と明るさを変えられて便利なので、よく使っています。
私はくつろぎよりをさらに暗くした色に設定して、よく使っています。
主なメリットはこちらです。
- 電気代が蛍光灯に比べて安い
- 立ち上がらなくても、寝たまま照明をON/OFF
- 明るさを段階調節可能
- 暖色・寒色といった色あいを段階調節可能
次のように生活シーンに応じて色あいや明るさを変えられて、生活が豊かになりました。
- 食事する時には暖色で明るめ
- 寝る前は暖色で暗め
- 読書や勉強する時は昼白色
- 爪を切ったりブログ用の写真撮影では白色で一番明るめ
取り付け方法は簡単です。
天井に設置されている照明用コネクタ6種類に対応していますが、我が家のコネクタはこちらでした。
設置前の蛍光灯が直管タイプのシーリングライトでも、取り外すとこのようなコネクタが現れるので、安心してください。
先ほどご紹介した、古い民家によくあるコネクタにも対応しています。
どのコネクタでも、シーリングライトのかぎ爪2ヵ所を合わせて、ひねるだけで取り付けられます。
こちらが実際にシーリングライト本体を取り付けた後の写真です。
中央のコネクタ付近が透明パーツになっているので、写真のようにカバーを外した本体だけを先に取り付けると、かぎ爪をコネクタにひっかけやすいです。
カバーを掛けずにライトをつけてみました。
内部は青白いLEDと暖色のLEDが交互に配置されていて、これらの強弱で色合いや明るさを制御できるようになっています。
カバーを掛けて、点灯させてみました。
小玉用のLEDを点灯させると、こうなります。
アイリスオーヤマの丸形LEDランプ
実家にも先ほどのシーリングライトを入れようかと聞いてみたら、今使っている蛍光灯のペンダントライトを外したくないとのことでした。
アイリスオーヤマでは、丸形蛍光灯の形をしたLEDも売っているので、中身だけを入れ替えられます。
それだったらOKということで取り付けました。
蛍光灯は2本付けますが、丸形LEDは1本で2本分の照明です。
蛍光灯2本を外し、丸形LED1本を取り付けます。
こちらが実際に取り付けた後の写真です。
小玉用のLEDも中に入っていて、写真のように点灯できます。
丸形LEDから出ている電線を蛍光灯に接続して、電気を供給します。
写真をよく見ていただけると、丸形LEDから伸びた電線が中央のカバーの隙間に入っているのが確認できます(ちょっとカバーを削りました)。
電線のコネクタは照明器具によって異なり、4種類同梱されているどれかで接続します。
取扱説明書から引用
照明器具によっては、足りないケースもあるかもしれません。
ペンダントライトから垂れていたスイッチ用の引きひもは外しています。
リモコンが付いていて、そちらで照明をつけたり、明るさを変えられます。
ただし、暖色・寒色といった色あいは変えられません。
光の色合いで製品が分かれていて、昼光色、昼白色、電球色の3種類から購入時に選びます。
あと注意したいのが、丸形蛍光灯にはワット数の組み合わせが3種類に分かれていることです。
- 30形+30形
- 30形+32形
- 30形+40形
- 32形+40形
30形+30形は古い蛍光灯でよく使われていて、2つの蛍光管の直径が同じなので比較的分かりやすいです。
それ以外の蛍光管大きさが違うタイプは3つに分かれるので、取り付け先のシーリングライトと同じワット数組み合わせをしっかりと確認して購入しないといけません。
また、シーリングライト用(天井に張り付ける照明)とペンダントライト用(天井から吊す照明)は別の製品になることがあり、こちらも注意が必要です。
どちらか専用の製品と両方に対応した製品があり、専用の方が少し安くなっています(ただし、セール状況により逆転することもあるようです)。
例えば『32形+40形 昼白色』でみてみると、次の3種類の製品に分かれています。
シーリングライト専用がこちら。
ペンダントライト専用がこちら。
両方に対応がこちら。
丸形の他にも、直管LEDランプもあります。
最初だけ手間はかかりますが、蛍光灯からLEDに切り替えると省エネ・長寿命なので約2年で元が取れ、10年間トータルで約43,840円の節約になるそうです。
その後のLED取り替えも10年間不要となります。
ということで、アイリスオーヤマのLED照明をいろいろとご紹介しました。
蛍光灯でも消費電力が半分となるので、CO2排出量抑制のためにもぜひ取り替えていただきたいです。
LED照明の価格も安くなってきたので、おすすめです。
ではまた。