香辛料の『ヒハツ』というのを耳にしたことはないでしょうか?
沖縄で採れる、長胡椒(ナガコショウ)とも呼ばれる香辛料です。
コショウとは違うのですが、風味がよく似ていて、そう呼ばれています。
でもなめてみると、コショウよりかは山椒に似たしびれも感じます。
健康番組や雑誌で健康食材として紹介されることも多く、ルイボスティーやシナモンと同じように血行が良くなるそうです。
試してみると体がポカポカと体調が良くなったので、今では納豆やエゴマ油のように積極的に摂るようになりました。
そんなヒハツですが、初めて買ったときに困ったのが、どうやって毎日食べようかということでした。
胡椒と同じように料理に使えるのですが、毎日焼き肉を食べるわけでもないので、レシピに困ってしまいます。
試しにコーヒーに入れてみたらスパイシーになっておいしかったので、そのご紹介です。
ちなみに、コーヒーもいろいろと健康にいいそうなので、1日3〜4杯程度飲むようにしています。
ヒハツの健康効果
健康番組や雑誌でよく紹介されているヒハツの健康効果を簡単に見ておきましょう。
ゴースト血管といって、毛細血管に血流が流れなくなって消えていくと健康や美容に悪いのですが、その改善に効果があるとよく取り上げられています。
次の番組では、42:50秒くらいからヒハツを紹介しています。
NHK BS 2015年12月3日放送『お肌ツルツル!血管のヒミツ』─カラダのヒミツ(美と健康の新常識)
Wikipediaに書かれていたのですが、インドでも長寿の薬として用いられていました。
アーユルヴェーダにおいて、ヒハツは最もよく使われる薬草の一つである。アーユルヴェーダの書物ではヒハツは最も強力な薬草[※ 1]の一つに数えられ、長寿を促すものとされている。
引用元:Wikipedia
血行を促進し、血管を広げて高血圧を抑えられるので、長寿に良さそうですね。
摂ってみると実際に体がポカポカ温まるので、冷え性の人にもおすすめです。
逆に低血圧の人は注意した方がいいかもしれません。
ヒハツの入手方法
健康番組や雑誌で紹介されていることもあり、たまに大手のスーパーで小瓶が売っています。
大きめの100gといった小袋はスーパーで見かけることはないですが、ネットで安く入手できます。
長く使うのでしたら、100gの粉末袋入りが安くておすすめです。でも、慣れないうちは口に合うか少しの量で試すのもいいでしょう。
山椒に似て、少し舌がしびれます。
そのため、山椒が嫌いな人にはあまりおすすめしません。
100gの粉末1袋で3ヵ月くらい使えるので、健康食材の中では安く続けられます。
ヒハツコーヒー
ヒハツコーヒーのレシピ
材料
- 温かいコーヒー1杯
- ヒハツ耳かき1杯〜3杯
ヒハツコーヒーの作り方は簡単です。
コーヒーにヒハツを入れるだけです。
入れる量はコーヒー1杯あたり、耳かき1杯〜3杯くらいです。
冷たいとヒハツが混ざりにくいので、温かいコーヒーでいれます。
砂糖とミルクはお好みで。
予め混ぜてジャムの瓶に入れておくと、コーヒーをすぐに作れます。
コップに適量を入れ、少量の水で溶いてから、電気ポットのお湯を注いでいます。
コーヒーの種類はお好みですが、私は業務スーパーの安いインスタントコーヒーを使っています。
コーヒー1杯に入れるヒハツの量
ヒハツを入れる量はコーヒー1杯あたり、耳かき1杯〜3杯くらいです。
写真に写っているのは耳かきよりは大きめのミニスプーンですが、多く入れてもこれくらいです。
最初は少しから初めてみてください。
個人差はあると思いますが、私の場合はちょっとだけでも体が温かくなるのが感じられます。
あまり入れすぎないで、おいしいと感じられる範囲で試すといいでしょう。
たまに続けてもう一杯飲む場合もあるのですが、2杯目はヒハツを入れないで風味を変えて楽しんでいます。
飲み方のコツ
温かくして混ぜてもヒハツが少し沈殿するので、最後はよくかき混ぜて沈殿物ごと飲みます。
ヒハツコーヒー以外のレシピ案
ヒハツコーヒーが口に合わない場合は、普段よく食べる料理や飲み物に入れて試してみてください。何か口に合うのが見つかるかもしれません。
例:
- お茶
- 紅茶
- 納豆
- みそしる
納豆に関しては、減塩のためにタレを使わずコショウを入れる人もいます。ヒハツで試すといいでしょう。
ヒハツ自体が体に合わないようでしたら、無理して摂るのは避けた方がいいでしょう。
効能は落ちるかもしれませんが、代わりにルイボスティーやシナモンも血行が良くなると言われています。
ということで、ヒハツを毎日摂りたい人におすすめのヒハツコーヒーのご紹介でした。
ではまた!