みなさん、銀行に対して何かご不満はないでしょうか?
利息ちょっとやのに、コンビニでお金をおろすたびに手数料取って銀行儲けすぎや!
家賃振り込む時の手数料が痛い!
金利がちょっとしかつかないのに、コンビニのATMでお金を引き出したり、家賃などを振り込んだりする度に高い手数料を取られていやですよね。
しかし、みずほ銀行では、ある条件を満たせばそれぞれ無料となる裏技をご存知でしょうか?
今回はその裏技のご紹介です。
一度設定するだけで、割高な他行宛振込も月4回まで無料となります。
私の場合は、他行宛振込は月に1回だけなのですが、それでも毎年約9,000円も節約することができました!
条件が変わっている場合も考えられますので、最新の情報はみずほ銀行のサイトでご確認をお願いします。
手数料を無料にする条件
手数料を無料にする条件についてはみずほ銀行のサイトに詳しく書かれています。
- 無料対象の詳細:みずほマイレージクラブ「うれしい特典」
- 無料にするための条件:お取引条件
- 条件を満たすといつ無料となるか:「うれしい特典」お取引状況の判定
「みずほマイレージクラブ」とは、「ATM時間外手数料無料」など特典がある、年会費無料のサービスです。
みずほ銀行でクレジットカード機能付きで口座を開設すれば「みずほマイレージクラブ」は付いてきます。
3については「銀行側で条件を満たしているか毎月末にチェックし、条件を満たしていれば翌々月の手数料が無料となる」ということが書かれています。
みずほマイレージクラブ入会したばかりの人は、翌々月末まで待たなくても、条件にかかわらず手数料が無料となります。
この記事に書いた手順で外貨預金に入金すると、翌々月末以降も手数料が無料となります!
2に書かれている各種条件のうちいずれか1つを満たすと、ATM利用手数料が無料となります。
振込手数料を無料とするためには、それに加えて1に書かれている条件も満たさないといけません。
1と2の条件と特典については複雑なので、以降の節に整理しました。
赤字で示した条件が、私のおすすめです。
赤字の条件を満たすと、1と2両方を満たせて、他行宛振り込みも含めた手数料が無料となります!
お急ぎの方は「手数料を無料とするためのおすすめ条件」の節まで読み飛ばしていただいてOKです。
ATM利用手数料や自行宛振込手数料を無料にする条件(読み飛ばしOK)
次の手数料を無料とする方法です。
- みずほ銀行ATM、および、イオン銀行ATMの手数料(回数制限なし)
- コンビニATMの手数料(月4回まで)
- 自行宛振込手数料(回数制限なし)
時間外や土日でもOKです。
一部省略してますが、いずれかの条件をクリアすると優遇が受けられます。
赤の太字で示したのが、私のおすすめです。
- みずほマイレージクラブカード(クレジットカード)もしくは、みずほJCBデビットのご利用
- 給与のお受け取り
- 25歳未満の学生のお客さま
- みずほ銀行・みずほ証券のNISA口座をお持ちのお客さま
- みずほ銀行・みずほ信託銀行・みずほ証券の資産運用商品(投資信託[MMF・MRFなどを除く]・金銭信託・外貨預金[特約付き定期預金を含む]・公社債・株式など)の月末残高があるお客さま
- みずほ銀行のお借り入れの月末残高があるお客さま
- …
引用元:お取引条件 | みずほ銀行
それぞれ細かい条件があります。例えばNISA口座を開設した場合は、2年経つと対象外となります。
条件が変わる場合もあるので最新情報や詳細については、引用元でご確認ください。
他行宛振込手数料を無料にする条件(読み飛ばしOK)
他行宛振込手数料についてはさらに条件が必要です。また、利用回数制限もあります。
月4回まで無料とする条件
下記のうち、いずれかの条件をクリアすると優遇が受けられます。
赤の太字で示したのが、私のおすすめです。
- みずほ銀行・みずほ信託銀行・みずほ証券の資産運用商品(投資信託[MMF・MRFなどを除く]・金銭信託・外貨預金[ 特約付き定期預金を含む]・公社債・株式※など)の月末残高がある
- みずほ銀行のお借り入れの月末残高がある
- …
条件が変わる場合もあるので最新情報や詳細については、引用元でご確認ください。
手数料を無料とするためのおすすめ条件
いろいろ条件はありますが、『みずほ銀行の外貨預金月末残高がある』という条件が2,000円ほどで済んで、一度設定すればあとは放置でOKなのでおすすめです。
ほかの条件だと何かと大変です。
- NISAだと2年で条件から外れる。また、NISAを始めるなら証券会社の方が手数料が安い。
- 金額に制限がかかった条件だとお金がかかり、うっかり満たさなかった時に翌々月に手数料が発生し、そこから条件を満たすように戻しても反映されるのは翌々月となる。
- 投資信託[MMF・MRFなどを除く]・金銭信託・公社債・株式よりは外貨預金の方が安く済み、確定申告などの手続きが楽。
- 借り入れで住宅ローン・カードローンを今は利用したくないし、全額返済すると条件が外れる。
外貨預金に残高があると無料になる手数料一覧
みずほ外貨普通預金口座に残高が少しあるだけで、次の手数料が無料となります。
- みずほ銀行ATM、および、イオン銀行ATMの手数料(回数制限なし)
- コンビニATMの手数料(月4回まで)
- 自行宛振込手数料(回数制限なし)
- 他行宛振込手数料(月4回まで)
それぞれ、土日や時間外でも無料です。
最初の1回だけ外貨預金に入金する手間はかかりますが、あとは放置しておくだけで、翌々月からずっと無料なので大変お得です!
口座開設など、裏技のための準備
まずは次の用意をしておきます。
- みずほ銀行の口座開設
- みずほマイレージクラブの申し込み
- みずほダイレクトの申し込み
- みずほ外貨普通預金の申し込み
1と2は手数料を無料にするために必須です。
詳しくは後述しますが、これらに加えて他のある条件をクリアすると手数料が無料となります。
みずほ銀行でクレジットカード機能付きで口座を開設すれば「みずほマイレージクラブ」は付いてくるので、すでに入っている方も多いかと思います。
お手持ちのキャッシュカード中央に「Mizuho Mileage Club」と印刷されていればOKです。
3のみずほダイレクトは手数料無料と関係ないのですが、これに入っているとスマホやパソコンから他行宛に振り込んだり、各種手続きができて便利です。
みずほ外貨普通預金の管理もみずほダイレクトで行えます。必須では無いので、お好みで入らなくてもOKです。
4の「みずほ外貨普通預金の申し込み」は、みずほ銀行で外貨を預金するのに必要な申し込みです。
申し込みすると、普通の口座とは別に外貨用の口座が用意されます。
手数料を無料にするためにいくつか条件があるのですが、外貨用の口座を作って、そこに少額預けるのが一番手軽でおすすめです。
詳しい手順については、後ほどご紹介します。
みずほ銀行の口座を新規に開設する方は、次のリンクから行えます。口座開設時に、みずほマイレージクラブとみずほダイレクトにも申し込みすることをおすすめします。
すでにみずほ銀行の口座を持っていて、みずほマイレージクラブ・みずほダイレクトをあとから契約する場合は、次のリンクから申し込めます。
みずほマイレージクラブで組み合わせるクレジット会社はいりいろあるので、予め決めておくといいでしょう。
また、どうしてもクレジットカード機能を付けたくない方は、店頭で「クレジットカード機能なしのみずほマイレージクラブカード」を申し込めるそうです。
みずほ外貨普通預金については次のリンクから申し込めます。
みずほ外貨普通預金口座に入金する方法
スマホ、Mac、Windowsなどのブラウザからみずほダイレクトにログインして、外貨普通預金口座に入金できます。
みずほダイレクトのスマホ用アプリもありますが、使い勝手が悪かったのでブラウザから接続しています。
実際に、iPadのブラウザから外貨普通預金口座に入金してみました。
1.ログイン
まず、iPadのブラウザアプリでみずほダイレクトにログインします。
キャッシュカードに記載されているお客様番号(8桁または10桁)とみずほダイレクトのパスワード(6桁の数字)が必要です。
後者は、みずほダイレクトに登録すると、紙のカードで送られてきます。
2.外貨普通預金の選択
みずほダイレクトのトップ画面からメニューを開き、外貨預金、外貨普通預金へと進みます。
①みずほダイレクトのトップ画面からメニューを開きます。
②メニューの中の外貨預金を選択します。
③外貨預金取引の中から、外貨普通預金を選択します。
画面の「外貨普通について」、「外貨定期について」をタッチすると、詳細が見られます。外貨普通預金に入金したり出金する時に、1ドルあたり1円の手数料がかかります。
3.口座選択
普段使っているみずほ銀行の口座から引き出して、外貨用の口座に入金します。
①お引出口座を選択します。
②お引き出し口座には「みずほ銀行の普通の口座」を指定します。
③お預け入れ口座には「外貨普通(USD)」を指定します。
④出し入れ両方の口座を設定してから、「次へ」をタッチします。
4.お預入金額指定
入金する金額の指定には2種類の方法があります。
- 引出通貨で指定
- 預入通貨で指定
前者では、例えば2,000円と指定し、手数料を引いて2,000円分で買えるドルが入金されます。
後者では、例えば20ドルと指定し、20ドル入金されます。20ドル分のお金と手数料がかかります。
お好みでどちらでもOKなのですが、ここでは前者の「引出通貨で指定」で進めていきます。
1,000円で指定すると、少なすぎてエラーとなるようです。
2,000円で指定するとOKでした。確認欄にチェックを入れ、「次へ」で進みます。
(後日確認したところ、10ドル以上であればOKだそうです)
みずほダイレクト第2暗証番号の一部を入力します。
みずほダイレクトに登録すると6桁の番号がかかれた紙のカードが送られてきます。その番号です。
振替実行を選択すると、入金されます。
振替実行後の画面です。
無事に外貨預金口座に入金できました。
外貨預金取扱時間
外貨預金はみずほダイレクトにスマホやPCからブラウザで接続して利用しますが、時間外は利用できません。
取扱時間:9:00〜21:00(銀行営業日)
手数料無料が適用されているか確認する方法
スマホなどでみずほダイレクトに接続して、確認できます。
手数料無料となる条件が変わることもあるので、チェックしておくと安心です。
みずほダイレクトのトップメニューから、会員制サービスの特典内容照会を選択します。
普通口座を指定します。
次のように手数料が無料となる回数などが表示されます。
みずほダイレクトについての詳しい使用方法は、次のページに掲載されています。
みずほダイレクトでできること | みずほ銀行
裏技で実際に手数料無料となるか確認
実際に無料になっているか試してみました。
例1)コンビニで引き出し
セブンイレブンのATMで3万円引き出してみました。
通常なら108円(土日や時間外だと216円)かかる手数料が無料になっていました!
コンビニでの引き出しは、月4回まで無料となります。
例2)iPadでみずほダイレクトに接続し、家賃を振り込み
通常なら3万円以上の他銀行振込は432円かかります。
こちらも手数料が無料になっていました!
他行宛振り込みは、月4回まで無料となります。
裏技で節約できた費用の計算
私の場合、他行宛に家賃71,000円を毎月振り込んでいました。
また、コンビニで月に平日時間内1回、土日1回払い出していたとすると年間の手数料は、
432円 x 12ヵ月 + (108円 + 216円) x 12ヵ月 = 9,072円
毎年9,072円ずつ手数料がかかっていたことになります。
これらがすべて0円となりました!
他行宛振込が毎月4回以上の場合は、
432円 x 4 x 12ヵ月 + (108円 + 216円) x 12ヵ月 = 24,624円
毎年24,624円の節約となるので、絶対におすすめです。
ということで、みずほ銀行の手数料を無料にする方法でした。
ではまた!